スノーボード · キッカー · スピン系

キッカーBS540.

Kicker BS 540

キッカーでバックサイドに1回転半

難易度
カテゴリ
系統
前提トリック
01

やり方

基本のステップ
  1. アプローチはキッカーに対してまっすぐ、エッジを噛ませず板裏全体をフラットに当てて滑り込みます。

    BS360より一段速いスピードが要るので、手前で減速しないこと。斜め進入はエッジが引っかかって回転が縦に傾く原因になります。

  2. リップ手前のテーブル上で、上半身を進行方向と逆(フロントサイド側=つま先側)に軽くひねって溜めを作ります。

    骨盤は正面に残したまま、肩と胸だけを先に巻き戻すイメージ。BS540はBS360より半回転多いので、この溜めをBS360より深く、進行方向側の肩がしっかり後ろ足側を向くまで取ります。視線は溜めと同じ向きに送ります。

  3. リップで両足の膝を伸ばして真上に踏み切ると同時に、溜めておいた進行方向側の肩をバックサイド方向へ一気に振り抜きます。

    踏み切りと肩の振り出しを同じ瞬間に合わせるのがコツで、空中での回転量はここでほぼ決まります。空中では勢いを足せないので、この一瞬に集中します。

  4. 板が雪面を離れたら、両腕を胸の前で抱え込み、膝を引き上げて体を小さく丸めます。

    手足を体に引きつけてコンパクトにまとめるほど、同じ勢いでも回転が速くなります。腕が開いていると回転がゆっくりになり540を回りきれません。

  5. 回転中は頭と視線を回る方向へ先回りさせます。

    後ろ向きを通過するあたりで一度視界が切れますが、止めずにあごを回したい方向へ送り続けると、半回転ぶん先に着地斜面が視界に入ってきます。視線が遅れると体も遅れ、回転不足のまま降りてしまいます。

  6. 着地斜面が見えたら抱えていた腕を肩の高さに開き、膝も少し伸ばします。

    手足を広げると回転にブレーキがかかり、回りすぎを防げます。

  7. BS540はスイッチ着地です。

    もとの後ろ足が谷側(進行方向の前)になる向きで、板裏全体をフラットに、重心を両足の真ん中・板の真上に置いて雪面をとらえます。

  8. 接地の瞬間に膝と足首を深く曲げて衝撃を吸収し、つぶれないよう背中は立てたまま。

    スイッチで後ろに座りやすいので、みぞおちを進行方向側に残す意識で前後バランスを保ちます。

02

成功のコツ・よくある失敗

アプリで、記録しながら上達
成功のコツ

溜め(巻き戻し)はBS360より深く取る。半回転多く回すには踏み切りの瞬間に大きな勢いが要り、その勢いは肩と胸を逆向きにひねった量で決まるからです。

よくある失敗

360で止まってしまう → 後ろ向きを通過するあたりで回転が不安なまま腕を開いている、または視線が止まっている → 着地斜面が見えるまで腕は胸に抱えたまま、あごを回したい方向へ送り続ける。

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