スキー · モーグル · コブ技術

コブバンクターン.

Mogul Bank Turn

コブの裏側(バンク)を使った速度コントロール

難易度
カテゴリ
系統
前提トリック
01

やり方

基本のステップ
  1. 中斜面のコブを上から見て、各コブの裏側にできた壁状の斜面(バンク)を線でつなぐラインを決めます。

    溝の底をまっすぐ突っ切る最短ラインではなく、壁の上半分を弧で結ぶ遠回りのラインを選びます。壁の傾斜が外へ膨らもうとする体を内側へ押し戻してくれるので、自分でエッジを強く立てなくてもターンが回り、結果として速度が出すぎません。

  2. 一つ目のバンクへ進入します。

    スキーを壁の上半分(頂点寄り)に沿わせ、膝と足首を軽く曲げて(膝で120〜130度くらい)外側の足(谷へ膨らむ側)の母指球付近にじんわり荷重します。膝を伸ばしきって突っ張ると壁の衝撃を吸収できず弾かれるので、関節は常に少し曲げて緩衝役にしておきます。

  3. バンクの傾斜に板を当てたら、上体は谷(フォールライン)の方向へ向けたまま、骨盤から下だけを壁の弧に沿わせます。

    視線は今いる壁ではなく、次に乗る二つ目のバンクへ先に送ります。壁の傾斜面が向きを変える仕事を肩代わりするので、腕や体をひねって無理に回す必要はありません。

  4. バンクの頂点付近まで上がってきたら、両膝を一度すっと伸ばして体を軽くする(抜重)と同時に、両足の裏の荷重をトウ側からヒール側、あるいはその逆へ移してエッジを入れ替えます。

    頂点は壁の傾斜がいちばん緩む場所なので、ここで切り替えると板が軽く、最小の力で次の壁へ向けられます。

  5. 切り替えと同じ瞬間に、谷側のストックを次のバンクの頂点付近へ軽くタップします。

    突くのではなく置く程度で十分で、これが体のリズムを刻むメトロノームになり、左右のターンの間隔がそろいます。

  6. 壁から壁へ、底に落ちずに弧を連ねる感覚でリズムを繰り返します。

    一つの壁で減速しすぎたら次は壁の少し下を浅く使い、速すぎたら壁の上半分を深く長く使う、と当てる高さで速度を微調整します。

02

成功のコツ・よくある失敗

アプリで、記録しながら上達
成功のコツ

狙うのは壁の上半分です。上半分は傾斜が立っていて体を内側へ戻す力が強く、底に近いほど傾斜が寝てこの力が弱まります。底を通ると壁を使えず、ただの段差越えになって弾かれます。

よくある失敗

壁を使えず溝の底に落ちてしまう → ラインが低すぎて、壁の傾斜が寝た部分に板を当てているのが原因です。一つ手前で視線を次の壁の上半分へ送り、頂点寄りを狙って板を当て直します。

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