スノーボード · キッカー · スピン系
キッカーFS900.
Kicker FS 900
キッカーでフロントサイドに2回転半
やり方
基本のステップ助走でしっかりスピードを出します。
900は空中で2回転半も回すので、高さ(滞空時間)が足りないと回りきる前に降りてきます。低い飛び出しで無理に回そうとしないでください。
リップ(飛び出し)の数メートル手前で、トウ(つま先)エッジに乗りながら上半身(肩と腕)を進行方向と逆=バックサイド側に先にねじっておきます。
胸を後ろ足側に向け、視線も肩と一緒に回す方向へ送ります。下半身(板と骨盤)はまだ正面のまま我慢し、上下のねじれの差をためておくと、踏み切りでそのねじれが戻る力が回転のきっかけになります。
リップで両膝(踏み切り前は120〜130度くらいに曲げておく)を一気に伸ばして真上に踏み切ります。
同時に、ためておいた上半身のねじれを下半身に向かって戻し、肩→腰→板の順に回し始めます。ここで横に倒れ込まず、頭からつま先まで一本の軸でまっすぐ上に抜けるのが大事です(倒れるとコルク回転になり制御が難しくなります)。
板が雪面を離れた瞬間に、体を小さくまとめます。
両肘を体の側面につけ、両手は胸の前(鎖骨の高さ)に引き寄せ、両膝を胸に向かって引き上げます。回す勢いは飛び出した瞬間に決まっていて空中では増やせないので、手足を体の中心に引きつけてコンパクトにするほど、同じ勢いでも回転が速くなります。
回りながら180度ごとに目印(リップやランディングなど)を一瞬ずつ確認します。
0度=踏み切り、180度=1回目の通過、360度=1周、540度=1回転半、720度=2周、と区切って見ると、いま自分が何回転目かを見失いません。
810度を過ぎたあたりで着地する斜面を視線でとらえます。
同時に両腕を体から少し開いて膝の引き上げをゆるめ、回転にブレーキをかけて最後の90度をゆっくりにします。広げると回転が遅くなるので、着地の向きにぴたっと合わせやすくなります。
スイッチスタンス(普段と逆の前足)でランディングに着地します。
着地は両膝を深く曲げて衝撃を吸収し、視線は進行方向(下)に置きます。膝が伸びたまま着くと衝撃を逃がせず転びやすいので、降りる前から着地の構えを作っておきます。
成功のコツ・よくある失敗
アプリで、記録しながら上達先行回旋は体幹がねじれる範囲いっぱいまで深く、ただし無理に倒し込まない。上半身と下半身のねじれの差が大きいほど、踏み切りで戻る力が増えて回り出しが強くなります。
720度で止まってレギュラー着地になる → 空中で体が開いて回転が遅くなっている。両肘を体側、両手を鎖骨前、両膝を胸へ、ともっと深く引きつけて、開くのを810度まで我慢する。
残りのコツ、失敗別の直し方、次のおすすめはアプリで。記録しながら身につきます。 中級以上のトリックは有料会員(Member)向けです。
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